2012年07月01日

Q10:漢方では、同じ薬が違う病気にも使われると聞いたのですが、本当ですか?

私たちは、肺炎にも膀胱炎にも同じ西洋薬が処方されても何ら疑問を感じないはずです。
どちらも細菌感染による病気で、その細菌を殺す抗生物質なら肺炎にも膀胱炎にも効くと分かっているからです。

一方、細菌という存在すら知らなかった時代に生まれた漢方医学では、患者さんの体質や体型、身体に現れた諸症状などから全人的・総合的に判断して、処方を選択し、それが有効であることを経験的に知っています。

ですから、体質や体型、諸症状が同じようならば、たとえば気管支炎でも肝炎でも胃潰瘍でも同じ漢方薬を用いることはよくあるのです。これを「異病同治」といいます。

逆に、西洋医学からみて同じ病気でも、体質や体型、諸症状が異なれば、用いる漢方薬も違ってきます。これを「同病異治」といいます。

◆◆漢方についてのページに戻る◆◆

posted by 担当者 at 00:00| 漢方Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする