2017年01月23日

季刊誌「漢方のめぐみ」2017新春号のお知らせ

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季刊誌「漢方のめぐみ」2017年新春号目次

◆巻頭随筆 関係性の医学としての漢方(2):自らの過去と未来との関係・・・丸山 征郎
◆漢方医学講座・臨床講座
  <テーマ>リウマチ
  ・漢方薬によるRAへの対応ー伝統医学的病態と最近の話題・・・小暮 敏明 ※1
  ・関節リウマチの診断と治療の実際・・・武井 正美 ※2
  ・リウマチ関連処方構成生薬解説・・・金 成俊
◆傷寒論の基礎と臨床
  少陽病篇、太陰病篇と少陰病篇(1)・・・足立 秀樹
◆漢方の森
  高度認知症患者さんの摂食障害に人参養栄湯・・・森 満
  潰瘍性大腸炎に胃風湯・・・新井 信
◆生薬の世界から
  麻子仁・・・伊藤美千穂
◆生薬と生薬学
  本草辨疑について(3)・・・本多 義昭
◆筍庵随想
  外台秘要のひろいよみ(23)・・・山田 光胤
● color corner
● 次号予告・編集後記・・・足立秀樹理事長
 明けまして おめでとうございます。今年の「漢方のめぐみ」は、さらに読みやすく役に立つ医学雑誌となることを目指します。懸案となっている「活」時代の記事を含めたデータベース化と読者の皆様への提供も、一歩前進させたいと考えています。今回のテーマはリウマチですが、華々しい現代医薬の効果に驚いていた時代は過ぎようとしており、その限界もみえてきたように感じました。この領域でも漢方の可能性は未だ残っているようです。ただし漢方医学に関する常識を深めておかなければ、その可能性を生かすことはできないでしょう。今ある様々な手段を生かすためには不断の努力が必要なようです。
年度会費8,640円(4月より翌年3月まで)一部2,160円
編集委員(アイウエオ順)
足立秀樹(編集長)
新井信(副編集長)/伊藤美千穂/上田ゆき子/門倉久実子/塩原仁子/盛岡頼子/森満/矢久保修嗣(副編集長)
編集顧問:丸山征郎
編集所:一般財団法人日本漢方医学研究所

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2016年10月16日

季刊誌「漢方のめぐみ」2016秋号のお知らせ

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季刊誌「漢方のめぐみ」2016年秋号目次

◆巻頭随筆 関係性の医学としての漢方:発達障害の子供が教えてくれたこと・・・丸山 征郎
◆漢方医学講座・臨床講座
  <テーマ>泌尿器疾患
  ・泌尿器科領域の漢方治療・・・池内 隆夫 ※1
  ・メタボリック症候群と排尿障害・性機能障害・・・古田 昭 ※2
  ・泌尿器疾患関連処方の生薬的解説・・・伊藤 美千穂
◆傷寒論の基礎と臨床
  陽明病篇(2) 陽明病の変証と黄疸など(梔子鼓湯、猪苓湯、小柴胡湯、調胃承気湯、抵当湯、麻子仁丸、茵蔯蒿湯、梔子柏皮湯ほか)・・・足立 秀樹
◆漢方の森
  妊娠、産後の諸症状に当帰芍薬散・・・盛岡 頼子
◆生薬の世界から
  山梔子・・・伊藤美千穂
◆生薬と生薬学
  本草辨疑について(2)・・・本多 義昭
◆筍庵随想
  外台秘要のひろいよみ(22)・・・山田 光胤
● color corner
● 次号予告・編集後記・・・足立秀樹理事長
 立秋を過ぎてから、台風がいくつも通過し、今は秋雨前線の停滞で長雨に悩んでいる東京です。こうなってしまうと、あっけない夏だったような気がします。本当に暑かったのは数日だったのではないでしょうか。今では秋らしい青空を待っています。さて、前号のテーマは「消化器疾患―管・胃腸」でした。この「管」というところに違和感を感じた方もいらっしゃったでしょう。これは「消化管」のことです。お詫びして訂正します。今回のテーマは「泌尿器疾患」です。また丸山征郎先生のエッセイは新しい展開をはじめています。せっかくの秋の夜長です。「漢方のめぐみ」をお楽しみください。
年度会費8,640円(4月より翌年3月まで)一部2,160円
編集委員(アイウエオ順)
足立秀樹(編集長)
新井信(副編集長)/伊藤美千穂/上田ゆき子/門倉久実子/塩原仁子/盛岡頼子/森満/矢久保修嗣(副編集長)
編集顧問:丸山征郎
編集所:一般財団法人日本漢方医学研究所

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2016年07月30日

季刊誌「漢方のめぐみ」2016夏号のお知らせ

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季刊誌「漢方のめぐみ」2016年夏号目次

◆小倉医学 積み残したこと 視点を変えて小倉医学を解剖する・・・丸山 征郎
◆漢方医学講座・臨床講座
  <テーマ>消化器疾患ー管・胃腸ー
  ・消化器疾患の漢方臨床・・・新井信 ※1
  ・炎症性腸疾患の診断と治療・・・松岡美佳 ※2
  ・消化器疾患関連処方の生薬的解説(消化管、胃、腸)・・・緒方千秋
◆傷寒論の基礎と臨床
  陽明病篇(1) 調胃承気湯・大承気湯・小承気湯・白虎湯[三陽合病]・・・足立 秀樹
◆漢方の森
  意味不明の訴えに黄連解毒湯・・・足立 秀樹
  感冒ごとに証が変化した例・・・足立 秀樹
◆生薬の世界から
  麦と米が素材の生薬たち・・・伊藤美千穂
◆生薬と生薬学
  本草辨疑について(1)・・・本多 義昭
◆筍庵随想
  外台秘要のひろいよみ(21)・・・山田 光胤
● color corner
● 次号予告・編集後記・・・足立秀樹理事長
 東京は梅雨ですが、山沿いのダムには貯水量が足りないということです。雨の休みのような晴れの日には、猛烈な暑さになり、生き生きとした紫陽花の花にも、すでに衰えが感じられます。やはり天候が少しずつ変なのでしょうか。これから真夏になれば、五苓散証の人、補中益気湯の必要な人、さらに清暑益気湯証に陥ってしまう人、こういう人達が出てくることでしょう。往診をしていると、お年寄りにとって、真夏がどんなに過酷なものかわかってきます。梅雨開けがいつになるかはわかりませんが、子供の頃のような夏空ヘのワクワクする予感とともに、夏の暑さへの心配もしています。
年度会費8,640円(4月より翌年3月まで)一部2,160円
編集委員(アイウエオ順)
足立秀樹(編集長)
新井信(副編集長)/伊藤美千穂/上田ゆき子/門倉久実子/塩原仁子/盛岡頼子/森満/矢久保修嗣(副編集長)
編集顧問:丸山征郎
編集所:一般財団法人日本漢方医学研究所

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2016年05月17日

季刊誌「漢方のめぐみ」2016新春号のお知らせ

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季刊誌「漢方のめぐみ」2016年春号目次

◆小倉医学 小倉医学のあと一つの標的:腸内細菌か・・・丸山 征郎
◆漢方医学講座・臨床講座
  <テーマ>循環器疾患 ー不整脈を中心にー
  ・循環器疾患に対する漢方治療・・・矢久保修嗣 ※1
  ・心房細動における脳卒中発症抑制:抗凝固療法の重要性・・・小林 洋一 ※2
  ・循環器疾患関連処方の生薬的解説・・・伊藤美千穂
  −菊花・釣藤鈎・白芷−(金 俊成)
◆傷寒論の基礎と臨床
  白虎加人参湯、黄芩湯、黄連湯、桂枝附子湯、甘草附子湯、炙甘草湯・・・足立 秀樹
◆漢方の森
  毒虫による蜂窩織炎に十味敗毒湯・・・足立 秀樹
  神経障害性疼痛などに牛車腎気丸と駆瘀血剤の併用・・・足立 秀樹
◆生薬の世界から
  貝母・・・伊藤美千穂
◆生薬と生薬学
  生薬の選品について・・・本田 義昭
◆筍庵随想
  外台秘要のひろいよみ・・・山田 光胤
● color corner
● 次号予告・編集後記・・・足立秀樹理事長
 本号から、雑誌の名称を「活」から「漢方のめぐみ」に変更しました。若い読者には「活」では雑誌の内容が伝わらないというのが理由です。旧名をなづけた方々のこめた意味を考えてみると、「元気のなくなったものを蘇生する」すなわち「活をいれる」ということだったのだろうと思います。 しかし、「活をいれる」という言葉さえも時代から遠ざかってしまったのです。私達は「現代医学を含む今」と「日本漢方という思想」をつなぎ、わかりやすい言葉で語る雑誌をめざします。戦国から江戸時代にかけて生まれた日本の漢方という思想、その飾り気のないやさしさをと強さを感じていただこうと考えています。 年度会費8,640円(4月より翌年3月まで)一部2,160円
編集委員(アイウエオ順)
足立秀樹(編集長)
新井信(副編集長)/伊藤美千穂/上田ゆき子/門倉久実子/塩原仁子/盛岡頼子/森満/矢久保修嗣(副編集長)
編集顧問:丸山征郎
編集所:一般財団法人日本漢方医学研究所

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推薦文 丸山征郎氏:「活」から「漢方のめぐみ」へ

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〜その心と背景に寄せて〜

鹿児島大学医歯学総合研究科システム血栓制御学 丸山征郎

【情報の流れの爆発的進展】
 「活」が2016年春号から「漢方のめぐみ」に変更された。変更の理由は「活」という誌名が判りにくいということらしい。確かに「漢方のめぐみ」だと、漢方独特の良さ、特徴を医療に生かして、現代西洋医学を補完する、というポリシーが伝わってくる。
物事の発展、進歩には必ず影、マイナスの面も付きまとう。例えば、携帯電話が世に出てきたとき、会議中に電話が鳴ったり、あるいは公的な場所(乗り物、車中など)で傍若無人に会話する人が居て、迷惑に感じたものである。しかしどんどん携帯電話は予想を遥かに超えたスピードで進化し続け、今や携帯電話の無い社会は創造できないほどである。私たち医療の世界においてもPC(パーソナルコンピュータ)の進歩が著しい。授業も講演も論文執筆、発表、研究推進もPC無くしては不可能といっても間違いではない。そしてこの進歩がまた著しい。数年前のPCは性能が著しく劣り、使いものにならないほどである。携帯電話、PC、双方とも情報の武器である。すなわち、「情報」が社会進歩の強力な武器となってきたわけである。
 「人から人へ」の情報がより早く、より広くなってきた。いわば、「ひと社会の空間的拡がり」が爆発的に拡がった、ということである。この人から人への「情報」の拡がりに対して、ヒト内部の情報の仕組みも驚くほどの詳しさで解明されてきた。細胞内の情報保存のマシナリー:DNAが細胞から細胞に保持されてゆき、個の中で一生の間“己”を貫く仕組み、父と母の遺伝子情報がシャフリングされて、新たな個が誕生する仕組み、なども詳しく解明されて、それを人為的に操作する技術も開発されてジーンテクノロジーなる分野も創出されてきた。これらの技術の産物として医薬分野では、「核酸医薬」なる分野も生まれてきた。その成果もまた著しく、例えばC型肝炎などでは、1錠の薬剤の数週間の服薬で肝炎ウイルスを完全に体内からゼロにすることも可能となった。癌治療においても、生物学的製剤、すなわちモノクロナル抗体投与で癌の種類によっては癌細胞を体内から消失させることも可能となりつつある。
 これら医学医療と栄養や環境の整備で、先進諸国では寿命がどんどん伸び続け、日本では男も女も80歳を超して来ている。

私はこの”健やかなエイジング”対策における漢方、漢方的思想の役割が大きいと思っている」

【超高齢化社会を支える】
 しかし、この「超高齢化社会」の到来は急速すぎて、社会の態勢の方が追い付いていない。認知症、要介護高齢者の激増に伴う問題が次々に露呈してきているのは日常マスコミの報道の通りである。換言すると、進歩の影であり、制度を整備するとともに、“健やかな老後”を保障することが待ったなしの緊急課題となってきている。
 私はこの“健やかなエイジング”対策における漢方、漢方的思想の役割が大きいと思っている。陰陽虚実の思想を根底においた“健やか老後”対策である。いたずらに物理的生命の延長の技術ではなく、個々人の来し方と漢方的証を見据えた治療である。高齢者の体内の諸不調に「対峙」する医学ではなく、寄り添う医学、サポートする医学、補う医学である。要素還元論に立脚した核酸医学、生物学的医学ではなく、生薬に秘められた自然治癒力、不調是正力、体内の気、血、水の巡りを円滑にする引き出して対応する方法、ワザである。 その意味で、今回、「漢方のめぐみ」と誌名が変更されたのは、タイムリーと言えよう。超高齢化社会を支える医療としての漢方をいまこそ、我々は漢方サイドに立ち、国内外に発信して行かなければならない。

年間購読料 8,640円(一部2,160円)

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